【2024年版】退職代行サービスのおすすめ人気ランキング15選!失敗しない選び方や料金・実績を解説

退職したいけれどなかなか上司に言い出せない、と悩む方は少なくありません。職場の方と会わずに退職するなら、退職代行サービスの利用が最適でしょう。

しかし退職代行サービスは数多くあり、評判もさまざまです。安心して利用できる退職代行サービスと出会うためには、人気ランキングを確認しましょう。

当記事では、おすすめの退職代行サービスをランキング形式で15個紹介します。

それぞれのサービスの特徴や選び方もあわせて紹介するので、退職代行で失敗したくない方はぜひ参考にしてください

目次

退職代行サービスのおすすめ人気ランキング15選

退職代行サービスとは、利用者に代わって退職の意向を勤務先の企業に伝えるサービスです。

職場の方とは一切会わずに退職できるため、退職したいけれどできないと悩む方は検討しましょう。

退職代行サービスのおすすめランキング1位から8位は、次のとおりです。

代行サービス名利用料金種別実績支払い方法相談方法
1退職代行TORIKESHI25,000円労働組合累計相談数1,000件以上クレジットカード、銀行振り込みLINE
2退職代行Jobs27,000円から民間業者退職率100%クレジットカード、コンビニ決済、後払いpaidy、銀行振り込みLINE、メール
3辞めるんです27,000円民間業者実績件数7,000件クレジットカード、銀行振り込みLINE、電話
4退職代行ガーディアン29,800円労働組合退職率100%クレジットカード、銀行振り込みLINE、電話
5退職代行ニコイチ27,000円民間業者累計40,350人以上が退職に成功クレジットカード、銀行振り込み、Apple Pay、Google Pay、PayPayLINE、電話、メール
6弁護士法人みやび55,000円から弁護士東京新聞や日刊スポーツなど大手メディアに掲載銀行振り込みLINE、メール
7EXIT20,000円民間業者年間10,000人以上を支援クレジットカード、銀行振り込みLINE、メール
※料金はすべて税込表示です。

おすすめ退職代行サービスの9位から15位は、次のとおりです。

代行サービス名利用料金種別実績支払い方法相談方法
8退職代行オイトマ24,000円労働組合退職率100%クレジットカードLINE、電話
9退職のススメ25,000円民間業者代行実績10,000件以上クレジットカード、銀行振り込みLINE、電話、メール
10男の退職代行19,800円から労働組合男性退職代行サービス顧客満足度No. 1クレジットカード、銀行振り込み、キャリア決済などLINE、メール
11わたしNEXT19,800円から労働組合女性退職代行サービス顧客満足度No. 1クレジットカード、銀行振り込み、キャリア決済などLINE
12退職代行SARABA24,000円労働組合有休消化サポートの成功率98%クレジットカードLINE、メール、電話
13退職代行ニチロー28,000円労働組合クレジットカード、銀行振り込みLINE、電話
14退職代行リトライ20,000円から行政書士銀行振り込みLINE、電話
15退職代行ネルサポ24,000円労働組合退職率100%クレジットカード、銀行振り込みLINE、メール
※料金はすべて税込表示です。

退職代行サービスを利用すれば、苦手な上司や同僚と話すことなく退職できます。

しかし退職代行サービスの数は多く、どのサービスを選べばよいのか悩む方は多いでしょう。

ここからはランキング形式で人気退職代行サービスの利用料金や特徴を紹介します。

各サービスを比較して自身に適した退職代行を選びましょう。

1位:退職代行TORIKESHI

公式サイトhttps://torikeshi.jp/
種別労働組合
利用料金25,000円
相談方法LINE
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

退職代行TORIKESHIは、累計相談数1,000件以上の実績ある退職代行サービスです。

退職までに必要な連絡はすべてLINEで完結するため、電話やメールが苦手な方にぴったりです。

また退職代行サービスを利用した方に向け、転職支援もしています。

退職代行TORIKESHIで受けられる支援の内容は、次のとおりです。

  • 転職先決定
  • 退職に関する給付金申請
  • 転職をする際の引っ越し

退職後の不安な時期に、転職に関するサポートを受けられる安心感は大きいです。転職に不安を感じる方は、ぜひ検討しましょう。

2位:退職代行Jobs

公式サイトhttps://jobs1.jp/
種別民間業者
利用料金安心パックプラン:29,000円
シンプルプラン:27,000円
相談方法LINE、メール
支払い方法クレジットカード、コンビニ決済、後払いpaidy、銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

退職代行Jobsは民間業者によって運営されているサービスですが、弁護士が監修しており労働組合とも連携しています。

交渉が必要になった場合は労働組合が代行するため、安心して利用できるでしょう。

また退職代行Jobsでは任意で退職後のカウンセリングを実施しています。

今後のキャリアへの不安を抱え込む前に相談できるため、退職に関してネガティブな気持ちが大きい方は利用しましょう

3位:辞めるんです

公式サイトhttps://yamerundesu.com/
種別民間業者
利用料金27,000円
相談方法LINE、電話
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

辞めるんですは後払いができる退職代行サービスです。退職決定前にお金を払うことに不安を感じる方は、後払いを利用しましょう

もちろんクレジットカード、銀行振り込みでの前払い制度もあるため、すぐに支払いができる方は前払いも検討してください。

また、辞めるんですは7,000件以上の豊富な実績を持つ退職代行サービスでもあります。

民間業者ではありますが弁護士監修のもとで適切な業務範囲での代行を徹底しているため、安心して利用できるでしょう。

4位:退職代行ガーディアン

公式サイトhttps://taisyokudaiko.jp/
種別労働組合
利用料金29,800円
相談方法LINE、電話
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

退職代行ガーディアンは、東京都労働委員会に認証を受けた労働組合が運営する安心の退職代行サービスです。

休日や深夜でも可能な限り対応してもらえるため、退職代行ガーディアンに相談すればその日から出社不要で退職できます。

また退職代行ガーディアンは全国対応の退職代行であり、地域によって利用料金が変わることはありません。

難易度が高くても一律料金で対応してもらえるため、本当に退職できるか不安に感じる方はまず相談してみましょう

5位:退職代行ニコイチ

公式サイトhttps://www.g-j.jp/service/retirement/
種別民間業者
利用料金27,000円
相談方法LINE、電話、メール
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み、Apple Pay、Google Pay、PayPay
※料金はすべて税込表示です。

創業17年の退職代行ニコイチは、申し込みから最短10分で職場への連絡を代行するサービスです。対応が非常に早く、退職に成功できた方は累計で40,350人以上です。

また、退職代行ニコイチでは、退職後の最大2か月無料でアフターフォローを受けられます。

退職に関する書類や手続きで不明点がある場合は、相談しましょう。

さらに利用できる支払い方法が豊富な点も魅力です。

とくにApple Pay、Google Payが利用できる退職代行サービスは少ないため、スマートフォンで決済したい方は検討しましょう。

6位:弁護士法人みやび

公式サイトhttps://taishoku-service.com/
種別弁護士
利用料金着手金:55,000円
オプション費用:回収額の20%その他実費(郵送料など)
相談方法LINE、メール
支払い方法銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

東京都港区に事務所を置く弁護士法人みやびでは、弁護士による退職代行を実施しています。

弁護士が実際の代行業務にあたるため、次のように民間企業の運営では対応が困難なケースでも安心して任せられます。

  • 会社から損害賠償を請求されている
  • 会社が退職を聞き入れてくれそうにない

円滑な退職が難しいと感じる場合は、弁護士法人みやびに依頼しましょう。

ただし弁護士によるサービスであるため、利用料金は少し高めです。

また依頼する内容によってオプション費用が変わるため、合計でどのくらいの料金になるか事前に確認しましょう。

7位:EXIT

公式サイトhttps://www.taishokudaikou.com/
種別民間業者
利用料金20,000円
相談方法LINE、メール
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

EXITは業界最安値の20,000円(税込)で退職代行を依頼できるサービスです。

場合によっては休日や深夜でもすぐに対応してもらえます。とにかく安く、早く退職したいと考えている方は検討しましょう。

またEXITでは無料の転職サポートを実施しており、転職先が決まればお祝い金5万円を受け取れるキャンペーンも実施しています

よりお得に転職活動を進めたい方には、EXITがおすすめです。

8位:退職代行オイトマ

公式サイトhttps://o-itoma.jp/
種別労働組合
利用料金24,000円
相談方法LINE、電話
支払い方法クレジットカード
※料金はすべて税込表示です。

退職代行オイトマは弁護士監修の退職届が簡単に作成できる代行サービスです。

代行サービスの多くでは、退職届を自身で作成し送付する必要があります。そのため正式な退職届を作れるのか、不安に感じる方は多いでしょう。

その点、退職代行オイトマ公式サイトの退職届作成ツールでは必要事項を入力するのみで形式に沿った退職届をすぐに作成できるため、退職届を初めて作る方も安心です。

また退職代行オイトマには全額返金保証があり、もし退職できなかった場合は利用料金が返金されます

退職できないケースは非常に少ないものの、返金保証があることでより安心して利用できるでしょう。

9位:退職のススメ

公式サイトhttps://taishoku-susume.com/
種別民間業者
利用料金25,000円
相談方法LINE、電話、メール
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

退職のススメは、転職成功で利用料金がキャッシュバックされるサービスです。

通常退職代行にかかる料金は25,000円ですが、同社の再就職サポートを利用すれば全額キャッシュバックされるため、非常にお得です。

さらに再就職の際には、給与や待遇の条件交渉も依頼できます。条件のよさにこだわるなら、退職のススメを利用するメリットは大きいでしょう。

また再就職サポートを利用した後に退職を希望する場合、退職代行費用は無料です。

転職先を安心して決めたい方は、退職のススメを利用しましょう

10位:男の退職代行

公式サイトhttps://taishoku.to-next.jp/otoko/
種別労働組合
利用料金アルバイト、パート:19,800円
正社員、契約社員、派遣社員、内定辞退など:26,800円
相談方法LINE、メール
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み、デビットカード、プリペイドカード、ペイパル、 コンビニ決済、楽天ペイ、PayPay(ペイペイ)、キャリア決済、翌月後払い
※料金はすべて税込表示です。

男の退職代行は、男性向けの退職代行サービスです。男性社会特有の事情を把握したスタッフが丁寧に対応するため、厳しい職場でも円滑に退職できます。

また男の退職代行は日本退職代行協会において特級認定を受けており、優良な業者といえます。

運営も労働組合であるため、交渉も安心して依頼できるでしょう。

さらに男の退職代行では、早ければ数分以内の即日対応を実現しています。

遅くとも依頼から数時間以内には対応するため、スピード感を求める方にもぴったりです。

11位:わたしNEXT

公式サイトhttps://taishoku.to-next.jp/w/
種別労働組合
利用料金アルバイト、パート:19,800円
正社員、契約社員、派遣社員、内定辞退など:29,800円
相談方法LINE
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み、デビットカード、プリペイドカード、ペイパル、コンビニ決済、楽天ペイ、PayPay(ペイペイ)、キャリア決済、翌月後払い、コンビニ後払い
※料金はすべて税込表示です。

わたしNEXTは女性に特化した退職代行サービスです。

セクハラ、パワハラなど周りに相談しにくい事情がある場合でも、女性の退職に詳しい専門家が丁寧に対応するため安心です

また、わたしNEXTでは退職できなかった場合に備え、全額返金制度があります。

退職後の転職サポートもあり、今後のキャリアが不安な方にぴったりでしょう。

12位:退職代行SARABA

公式サイトhttps://taisyokudaikou.com/
種別労働組合
利用料金24,000円
相談方法LINE、メール、電話
支払い方法クレジットカード
※料金はすべて税込表示です。

退職代行SARABAは、会社と交渉が可能な労働組合運営の退職代行サービスです。

24時間対応であるうえ、退職できなかった場合の保証もあります。料金は24,000円(税込)と安めな点も魅力です。

また退職が決まった後は無料の転職サポートも利用できるため、今後のキャリアも安心です。

お得な料金で充実したサービスを受けたい方は、検討しましょう。

13位:退職代行ニチロー

公式サイトhttps://nichirou.com/taisyoku
種別労働組合
利用料金28,000円
相談方法LINE、電話
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

退職代行ニチローは、深夜、早朝を含む24時間対応の退職代行サービスです。申し込みから1年間もサポートを受けられるメリットがあります。

また弁護士、社労士、税理士もサポートをおこなうため、依頼できる業務の範囲は広いといえるでしょう。

充実したサポートを求めるなら、退職代行ニチローがおすすめです。

14位:退職代行リトライ

公式サイトhttps://office-kakeru.jp/retry/lp3/
種別行政書士
利用料金アルバイト、パート:20,000円
正社員、派遣社員、契約社員:30,000円
相談方法LINE、電話
支払い方法銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

退職代行リトライは行政書士が業務をおこなう退職代行サービスです。

弁護士のようにすべての交渉ができる訳ではありませんが、法律について詳しいため不明な点は気軽に相談できるでしょう。

また退職代行リトライの事務所は兵庫県播磨エリアにあり、近隣の方であれば次のようなサポートを受けられます。

  • 自宅または近隣での対面相談
  • 会社に送る郵送物の回収、郵送代行(別料金)

播磨エリアで退職代行を探しているなら、退職代行リトライがおすすめです。

15位:退職代行ネルサポ

公式サイトhttps://newlife-support.com/
種別労働組合
利用料金通常:24,000円
キャンペーン期間中:22,000円
相談方法LINE、メール
支払い方法クレジットカード、銀行振り込み
※料金はすべて税込表示です。

退職代行ネルサポは労働組合運営の代行サービスです。キャンペーン適用により、お得な料金で利用できます。

キャンペーン期間中、代行料金は一律追加なしで22,000円(税込)であるため、料金は抑えたいけれど交渉も依頼したいと考えている方にぴったりでしょう。

また退職代行ネルサポにはリピーター料金もあり、2回目以降であれば一律20,000円(税込)で対応してもらえます。

さらに転職サポートもあり、お祝い金も受け取れます。

お得な代行業者を探している方は検討しましょう。

退職代行の種類

退職代行サービスでできることは、サービスの運営や代行の手続きをする方によって異なります。

利用申し込みの前にサービスの種類と特徴について見ていきましょう。

  • 弁護士が関わる退職代行
  • 労働組合が関わる退職代行
  • 民間企業が運営する退職代行業者

それぞれの費用相場もあわせて紹介するため、各サービスの比較に役立ててください。

弁護士が関わる退職代行

費用相場5万円以上
対応可能な業務・退職意思の伝達
・退職日の調整
・有給休暇の消化
・未払い残業代、給与の請求
・裁判への対応・慰謝料の請求
おすすめの方・法的な問題に関する総合的なサポートが欲しい方
・お金に関わるトラブルが発生しそうな方

弁護士は法的な資格を持っているため、退職代行業務について法的な観点からもっとも幅広く対応できます。

有給消化、未払い残業代請求のほか慰謝料請求もできるため、会社が原因で心身にダメージを受けた場合は弁護士に依頼しましょう。

また「退職したら損害賠償を請求する」と脅されている方、すでに未払いの給与や残業代が発生している方も、弁護士を検討してください。

法的な問題が発生した場合、対応できるのは弁護士のみです。

弁護士が関わる退職代行サービスの料金は高めですが、安心感を重視する方にはぴったりです。

労働組合が関わる退職代行

費用相場3万円前後
対応可能な業務・退職意思の伝達
・退職日の調整
・有給休暇の消化
・未払い残業代、給与の請求
おすすめの方・サービスと料金のバランスを重視する方
・料金は抑えたいけれど民間企業運営の退職代行に不安を感じる方

弁護士に依頼したいけれど料金が高く手が出せないと悩む方は、労働組合が関わる退職代行を検討しましょう。

労働組合運営の代行サービス費用は安い場合で3万円を切ります。法的な対応はできないものの、有休消化や退職日調整などの交渉は可能です。

退職にあたってお金にまつわる悩みを抱えているなら、労働組合が関わるサービスを選びましょう

民間企業が運営する退職代行業者

費用相場2〜3万円
対応可能な業務・退職意思の伝達
・退職に関する会社とのやり取り
おすすめの方・退職代行の費用を安く抑えたい方
・有給や退職金に関しての交渉が不要な方

民間企業運営の退職代行サービスでは、会社側と交渉ができず退職の意思を伝えるのみとなります。

そのため会社側から「有給の取得はできない」「残業代は支払わない」と言われた場合は対処できません。

しかし費用相場は安く、オプションが充実しているサービスもあります。

会社側との深いやりとりが不要な方、費用を安く抑えたい方は、民間企業の退職代行に依頼しましょう

【失敗なし】退職代行サービスを選ぶポイント

退職代行サービスのなかには怪しいサイトもあり、利用するにあたって不安を感じる方は多いでしょう。

SNSには「退職代行に依頼したけど失敗した」という声もあるため、より成功率の高い業者を選ぶことは重要だといえます。

安心して利用できる退職代行サービスを選ぶうえで大切なポイントは、次の6点です。

  • 利用料金が適切
  • 十分な実績、口コミ、評判がある
  • 弁護士が対応・監修または労働組合が運営している
  • 返金保証や後払い制度がある
  • アフターサポートが充実している
  • 即日退職に対応している

確実に退職できるサービスを選び、職場の問題を解決しましょう。

利用料金が適切

退職代行サービスは安いものではないため、利用料金が適切かどうか、まずチェックしましょう。

相場にあっている利用料金であれば、基本的には安心できると言えます。

しかし相場より極端に安い退職代行は、適切にサービスを提供していない可能性もあります。

トラブルを防ぐため、相場が適切な代行業者を選びましょう。

十分な実績・口コミ・評判がある

実績や口コミ、高い評価の有無もチェックしましょう。

退職代行サービスの歴史は浅く、実績が少ないなかでサービスを運営する業者は少なくありません。

実力のある代行業者を探すため、気になるサービスがあればまずSNSや掲示板などで口コミを探しましょう

弁護士が対応・監修または労働組合が運営している

退職の意向を伝えるのみでは足りない場合、弁護士が対応・監修している業者か、労働組合運営の業者を選びましょう。

民間運営の代行業者では、退職したいと会社に伝えることしかできず、交渉ができません。

そのため会社が退職を認めないと言い出した場合、対処できない可能性が高いです。

しかし弁護士や労働組合が関わる退職代行サービスであれば、交渉が可能です。

トラブルに備え、できる限り弁護士や労働組合が対処をおこなうサービスを選びましょう

返金保証や後払い制度がある

もしものときに備え、返金保証や後払い制度の有無もチェックしましょう。

返金保証とは代行業者に依頼しても退職できなかった場合、利用料金が返金される制度です。

基本的に退職に失敗するケースは少ないですが、返金保証があると安心して依頼できます。

また後払いとは、退職代行の手続きを始める前ではなく、手続き完了後にお金を払う制度です。

退職に失敗した場合は支払いが不要であるため、お金を失う心配がなくなります

とくに口コミや実績の少ない代行業者を利用する場合、返金保証や後払い制度の有無はしっかりと確認しましょう。

アフターサポートが充実している

今後のキャリアが決まっていない場合、退職後のアフターサポートも重要です。代表的なアフターサポートは次の2つです。

  • 転職サポート
  • 失業保険の申請サポート

転職サポートのある代行業者は人材会社と連携し、キャリア相談で得た情報を基に適切な企業を紹介します。

自身で転職先を探す余裕がない方は、積極的に利用しましょう。

一方すぐに転職しない場合、失業保険の申請サポートのある代行業者がおすすめです。

失業保険の申請は、退職後に失業手当をもらうために必要な手続きです。しかし申請の条件や方法、必要書類についてわからない方は少なくありません。

失業保険の手続きに不安がある場合、保険に関するサポートがある代行業者を選びましょう

即日退職に対応している

職場にこれ以上行きたくないと強く感じている場合、即日退職対応の退職代行を選びましょう。

即日退職ができるサービスでは依頼を受けたその日に職場へ電話をかけ、退職日まで有給を消化して退職を実現します。

ただし即日対応できるかどうかは、依頼する方の状況によって異なります。

まずは即日退職できるかどうか、気になる退職代行サービスに問い合わせましょう

退職代行サービス利用の流れ

退職代行に依頼し退職するまでの流れは、どの代行サービスを利用しても基本的には同じです。

退職代行サービス利用の流れは、次のとおりです。

  1. 相談
  2. 依頼、料金支払い
  3. 代行業者と打ち合わせ
  4. 業者が会社に退職の連絡
  5. 退職書類、貸与物の郵送

利用前に基本的な流れと注意事項を理解し、よりスムーズに退職を成功させましょう。

1:相談

まずは気になる退職代行サービスに相談しましょう。相談はどのサービスでも基本的に無料です。

相談の際は、次の点について確認するとよいでしょう。

  • 退職を代行してもらうことは可能なのか
  • 合計で料金はいくらかかるのか
  • どのくらいの期間で退職できるのか
  • 退職できなかったときの保証はあるのか

他にも退職代行サービスについて気になる点があれば、相談の段階で確認しましょう。

また未払いの残業代を受け取りたい、有給を消化したいなど、追加の依頼があれば対応可能か問い合わせてください

2:依頼・料金支払い

相談の結果、退職代行をお願いしたいと感じたら正式に依頼しましょう。

依頼にあたって、契約の内容はしっかりと確認してください。

依頼が完了したら、料金を支払います。後払いできるサービスを除き、退職代行サービスが対応を始めるのは基本的に支払いの確認が取れたあとです。

早く退職したい場合、依頼後はなるべく早く料金を支払いましょう。

3:代行業者と打ち合わせ

支払いが完了したら、退職連絡に向けて代行業者と話し合います。企業の住所や連絡先など、必要な情報を共有してください。

また代行業者との認識のずれを防ぐため、依頼内容についてもあらためて確認しましょう。

代行業者との打ち合わせは、基本的に電話やメール、LINEで完結します

対面での打ち合わせを希望する場合、実店舗を持つ業者に相談しましょう。

4:業者が会社に退職の連絡

打ち合わせ完了後、代行業者が会社に退職の意向を伝えます。

会社との連絡は代行業者が担当するため、自身で会社に連絡を入れる必要はありません

5:退職書類・貸与物の郵送

退職が決定したら、退職届と貸与物を会社に送付します。

退職届は自身で作成する必要があるため、早めに書いておきましょう。

退職届と貸与物の送付先は退職代行サービスのスタッフが確認するため、会社に連絡する必要はありません。

退職書類と貸与物の返却が完了したら、退職は完了です

退職代行サービスでは離職票や年金手帳、源泉徴収票など会社から送られる書類の受け取りもサポートします。

会社から必要な書類が送られて来ない場合、退職代行サービスに連絡しましょう。

退職代行サービスに関するよくある質問

退職代行サービスの利用に関するよくある質問は次のとおりです。

  • 退職代行サービスは違法ではない?
  • 退職金はもらえる?
  • 公務員や看護師でも退職代行サービスを利用できる?
  • アルバイトや派遣でも退職代行サービスを利用できる?
  • 退職までどれくらいの期間がかかる?
  • 有給休暇を消化してから退職できる?
  • 退職代行サービスを利用したら会社から連絡が来ない?

安心して退職代行サービスを利用するため、事前に気になるポイントをチェックしてください。

退職代行サービスは違法ではない?

労働者にとって退職は正当な権利であり、退職代行サービスを利用し退職の意思を代わりに伝えてもらうことに違法性はありません。

ただし弁護士資格を持たないスタッフが交渉した場合、非弁行為とみなされ違法になる可能性があります。

非弁行為とは、弁護士資格を持たない方が報酬を目的として法律に関する業務をおこなうことです。非弁行為は違法であり、弁護士法72条で禁止されています。

退職に関する次のような交渉は法律事務にあたるため、弁護士資格を持つ方しか対応できません。

  • 法律に関する相談
  • 未払い残業代の請求
  • 未払い給与の請求
  • 退職日の相談
  • 業務引き継ぎの調整
  • 有給休暇の消化

弁護士ではないスタッフが上記の内容について交渉した場合、トラブルにつながる恐れがあります。

民間企業が運営する退職代行サービスでは、基本的に企業側との交渉はできないと考えましょう。

弁護士監修とサイトに書いてあっても、法律事務を弁護士が担当しない場合は違法となるケースもあるため、注意しておきましょう

退職金はもらえる?

退職代行を利用しても、退職金に影響はありません。退職金制度のある会社で一定期間以上勤務していれば、退職金は支給されます。

しかし会社によっては、退職代行サービスを利用したことを理由に退職金支払いを拒否する可能性があります。

また退職金が満額支払われず、トラブルに発展するケースもあります。

法的なトラブルになった場合に解決できるのは専門家のみであり、資格を持っていない民間のスタッフは交渉ができません。

退職金を確実に受け取りたいなら、労働組合運営のサービスを利用するか弁護士に依頼しましょう

公務員や看護師でも退職代行サービスを利用できる?

公務員と看護師の場合で状況が異なるため、それぞれ解説します。

まず公務員に関して、一般的な退職代行サービスでは退職できないケースが多いといえます。

退職代行サービスに依頼しても、公務員だとわかれば利用を断られる可能性が高いです。

公務員の退職が難しいのは、退職にあたって勤務先の許可が必要だからです。

公務員には民間の労働者と異なる法律が適用されており、退職の意向を伝えれば2週間後にそのまま退職できる旨の規程はありません。

また労働組合の結成も禁止されており、労働組合運営の退職代行サービスでも対処は難しいです。

退職をする場合は、職場の関係者と話し合いのうえ、退職を認めてもらう必要があります。

多くの職場では公務員であっても退職の意思を尊重してもらえるため、退職代行を利用し退職の意向を伝える意味はあるといえます。

ただし退職の際は交渉が必要になるため、弁護士に依頼しましょう

一方、看護師の場合、基本的には退職代行サービスが利用できます。

医療機関であっても退職を申し出てから2週間経過すれば、退職は可能です

退職に関して勤務先に独自ルールがある場合でも退職できるため、退職の意向を伝えられない方は退職代行サービスの利用を検討しましょう。

ただし医療機関同士には独自のつながりがあり、退職代行を利用したと他の医療機関にも伝わる恐れがあります。

退職代行はまだあまり知られておらず、退職代行に抵抗感を持つ方も少なくありません。

人口の少ないエリアでは再就職が難しくなる可能性もあるため、できる限り自身で退職手続きを進めましょう。

また看護師資格を活かし公的機関で働いている場合、退職規程が民間と異なるケースもあります。

退職代行サービスの利用はできるのか、無料相談で聞いてみましょう。

アルバイトや派遣でも退職代行サービスを利用できる?

アルバイトや派遣でも退職代行サービスの利用はできます。

アルバイトの場合、正社員と比べ退職代行の利用料金が安く設定されているケースもあります。

そのため、アルバイトと正社員で利用料金が異なるサービスを選ぶとお得です。

また派遣社員の方も退職代行サービスで会社を退職できます。派遣社員の場合、いま勤務している派遣先の企業ではなく、派遣元を退職する形となります。

ただし派遣期間が1年以内の場合、やむを得ない事情がある場合を除き、雇用契約の解消はできません。

そのため1年以内で退職を希望する場合、派遣会社から退職代行サービスの利用を断られるケースもあります。

しかし多くの企業では退職の意向を尊重してくれるため、退職が実現する可能性は高いです。退職代行サービスに相談し、現在の状況を伝えましょう。

退職までどれくらいの期間がかかる?

退職代行サービスを利用すれば、最短即日で退職できるケースもあります。

ただし実際に退職できるのは退職の意思を示してから2週間後であり、即日退職を実現するためには会社側の合意が必要です。

最短即日で退職できるとする退職代行サービスは多いですが、実際の退職日がサービスの申し込み日になるわけではありません。

多くのサービスでは退職代行に依頼したその日から出社が不要という意味で、即日退職を実現するとしています。

またどのくらいの期間で退職できるかは、退職代行サービスの対応スピードによって変わります。

利用申し込み後すぐに対応してもらえるサービスであれば、早く退職できる可能性は高まるでしょう。しかし企業との話し合いがうまくいかず、時間がかかることもあります。

退職代行サービスを利用する際は、退職までにかかる大体の期間について聞いておきましょう

有給休暇を消化してから退職できる?

退職代行サービスに依頼し、有給を消化してから辞めることは可能です。退職日までの期間で有給を消化しましょう。

ただし有給消化には交渉が必要であり、通常の民間企業では対応できません。

弁護士が業務をおこなうサービスか、労働組合運営のサービスを選びましょう。

有給休暇が残っていない場合でも退職代行サービスの利用は可能です。

しかし有給がない場合は退職日までの期間が欠勤扱いとなり、賃金は発生しません。事前に有給の残日数を確認しておきましょう。

退職代行サービスを利用したら会社から連絡が来ない?

退職代行サービスでは利用者を守るため、今後利用者に連絡しないよう企業に依頼します。

しかし依頼には法的な強制力がないため、稀なケースではありますが会社から連絡が来る可能性はあります

もし会社から連絡が来た場合、返答する必要はありません。会社から連絡が来たことを退職代行サービスに伝え、対処してもらいましょう。

まとめ

おすすめの退職代行サービスとその特徴、退職代行サービスの選び方と利用方法について紹介しました。

退職代行を利用すれば自身で会社に直接退職の意向を伝えなくても、最短即日で仕事を辞められます。

退職したいと伝えることに不安を感じる方、上司や同僚が厳しく自身の意向を伝えられない状況の方は、退職代行サービスを利用しましょう。

ただし退職代行サービスのなかには悪質なものもあります。実績や運営組織、保証内容を確認し、評判のよい退職代行サービスを選びましょう

多くの退職代行サービスでは、LINEやメール、電話でいつでも気軽に退職相談ができます。

退職の意志が固まっていない場合でも無料で相談できるため、気になることは問い合わせましょう。

<参考>
退職代行TORIKESHI
退職代行Jobs
辞めるんです

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